顧客情報を活用し企業の業績にも貢献するcrmツールは、業務の効率化や生産性の向上、部門間の情報共有などさまざまなメリットをもたらしてくれます。営業活動を支援するSFAなどの各種システムと似た面はありますが、crmツールはよりいっそう顧客情報にフォーカスを当てているのが特徴でしょう。社員がそれぞれ取得したのちは散逸しがちな顧客情報もcrmツールによってまとめて管理できるため、将来的に発生する案件にも活用することができます。crmツールは業務の効率化や生産性の向上にも役立つシステムです。
一元管理を行いながら最新の情報を保ち、アクセスした社員にスムーズに情報を渡すことができます。システムにアクセスする権限を持っていればどこにいても情報を確認できるため、営業周りのために社外にいる担当者やテレワーク中の社員も活用することができるでしょう。また、確認した情報に社員ごとに差がなく、同じ顧客の情報のはずなのにそれぞれで違いがあるなどの問題が発生することもありません。crmツールはさらに、検索機能や抽出機能なども備えています。
取引先の情報を検索したり、データ抽出で取り出したりといった使い方でもできるでしょう。紙に記録された情報の場合、まずは目的の顧客情報を探し出すまでに時間がかかってしまいます。しかしシステムの検索機能を活用すればすぐに該当の情報を呼び出すことができるため、業務にかかる時間短縮にも役立ちます。